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barcarole

大作からB級まで、たまにミーハー、たまに毒舌な感じで感想を綴っています。
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  • 04/30/00:36

エンター・ザ・フェニックス 大佬愛美麗

うむ、これは久々に面白かった!w
笑い転げそうになりました…。

今作ではスティーブン・フォンは相変わらず爽やか美青年だったし、ダニエル・ウーも変態じゃなかったし…( ´,_ゝ`)
なにより、チャップマン・トゥ。素敵すぎます。ファンクラブあったら入りたいくらいだわー…w

さて、ストーリー。

「赤義堂」のボスが死ぬところに始まり、タイで暮らしている彼の息子が香港に呼び戻されて、ボスの座に着く、と。
でも、本当の息子・ジョージはゲイで、しかも黒社会に興味がない。ルームシェアしている友人のサムは、孤児で香港映画大好きっこ。で、サムがジョージと名乗り、2人で一緒に香港に移る、って感じです。
ま、ストーリー自体はシンプルなので、そういうサイト見れば一発(ぁ。


この映画、なかなか面白い。
なんだろう、香港映画って「笑いのツボ違いすぎる…」って思うことも少なくないのだけれど、この映画は見てて普通におかしくて仕方なかった…。

まず、この映画で何より「素晴らしい…!」と思ったのは、チャップマン・トゥとロー・ガーインの掛け合い。
最高です。マジで最高。チャップマン・トゥは、一流のコメディアンになれると思う…。声の調子、話し方、表情、何をとってもおかしくて仕方ない。それが逆に映画の勢いを殺いでしまうこともあるのだけれど、こういう底抜けに明るいコメディでぱーっと花開くねー。
ロー・ガーインとチャップマンの親子役での掛け合い漫才には爆笑しました…。
良いシーンは沢山あったんだけども、タイにジョージを探しに行くシーンは秀逸。その前、ボスの部屋でエロ本見つけちゃうとこでも笑わせてもらいましたが…。

イーソン・チャンも良い味出してます。「スーチーinヴィジブルシークレット」の時には、「ぬぁ…スタイルよくない、顔よくない、なんじゃこりゃー!!」と思ったけど、最近彼の曲をよく聞いているのでちょっとだけ評価を増しまして…。
それと、こういう情けなくて、どこにでもいそうで、割といい奴、って役はイーソンにはぴったりだと思う。
何しろ、顔が良いわけじゃない、スタイルが良いわけじゃない、チャップマン程はじけたコメディアンには慣れない、という微妙な立ち位置ですので…。
でも、今回のイーソンのような役って、逆に、スティーブンとかダニエルみたいな超2枚目には無理だろうなーと思う。いや、スティーブンならいけるかもしれんけど…育ちの良さが滲み出てるような顔だしなー、やっぱ無理かなー。
ちなみに、イーソン・チャン(陳奕迅)は香港では超有名な歌手です。
「最佳損友」とか「黑擇明」、「Lonely Christmas」とかはかなりの名曲です…と、映画とは全く関係ない感想を…。

ダニエルは素直にカッコ良かったし、スティーブンもかなーり素敵です。この2人は元の顔が本当に綺麗w
ダニエルのゲイ役にはちょっと驚きましたが、彼が話す英語は本当に美しい。素晴らしい。まー、生まれがロスだしね…。
スティーブンはこの映画で監督も兼ねてるんですけども、このノリは素敵w 大作とか目指さずに、こういう娯楽系アクション撮ってほしいなー。なかなかセンスは悪くないと思います。
最近のコメディとか、妙に音楽がうるさかったりするんだけど、逆に音を絞ったアクションシーンだからこそ、「おぉ」と素直に楽しめました。
シリアスとコメディ、アクションのバランスもなかなか良いかと。見ていて安心感のある映画。これが監督一作目ってのが凄い。

(。-`ω´-)ンー…。
後は、ちらちらっと出てくる有名人に大興奮…(ぁ。
この映画の総指揮を執っているのが、あのジャッキー・チェンなのですが、ジャッキーも数秒出てきますw 超素敵です…(´Д`;)/ヽァ/ヽァ
彼が若手の育成に本当に力を注いでいる、というのは話では聞いたことがあるけれど、こういう風に出てくれるって凄いことだなーと。
コメディアンとしてもいけるジャッキーだからこそかなーと思います。
それと、ニコラスにも吃驚…。ちょい役で出演というのはともかく、あの役!!!!!!!!!wwwww
なんつーか、役は選ぼうよ、と言うべきなのか、それとも、あんだけの売れっ子大スターになってもこの役に友情出演する度量の広さに素直に感嘆すべきなのか…。
とりあえず爆笑。あの役酷いwwwwwwwwwww


コメディメインだけあって、「このシーン良いwww」ってことを語りだすと、あまりにあまりなネタバレになってしまうので、特に語りませんけども…。
この映画は、別にアジア映画ファンじゃなくても楽しめるんじゃないかなー。素直に笑えます。
面白かったよー…w


…これじゃレビューとしてあんまりなので、いっこだけ。
最後の方、アクションシーンが続くんですけども。
スティーブンの部下vsチャップマンのシーンで爆笑。
「俺は空手王だぜ」みたいなことを言うスティーブンの部下が一言、「かかってこいや」(日本語)。
「ぷぷっ」と思った次の瞬間、大爆笑。
「俺は日本のバーゲン王だぜ!」とチャップマンが返し…「やっすい、やっすい、やっすい!」(日本語)。
安いというより、やっすい、と聞こえて仕方なかった。
んで、決着が着いた後、スティーブンの部下をチャップマンがゲイのヤクザに引き渡しちゃうのですが、彼はくねくねして一言。
「おいしそう…」(日本語)。

どんだけ日本語喋ってるんだよwとか突っ込みたくなる。というか、これを見た香港の人が、どれだけ意味を理解出来るのか…。向こうだと字幕ついてたんだろーけどもw

いや、チャップマン素敵です。主役2人、そしてスティーブンをも凌ぐ存在感。
インファナル、頭文字Dでも可愛かったけど、今回の役はハマり役。

(。-`ω´-)ンー…。
とりあえず、笑いたい時に見てくださいw 素直に楽しめるから!
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