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barcarole

大作からB級まで、たまにミーハー、たまに毒舌な感じで感想を綴っています。
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  • 04/30/06:25

頭文字D the movie Initial D

日本のマンガが原作の香港映画。
そして主演がJay…(台湾)。

謎だぞ、色々謎だぞ…w


ま、まぁ気を取り直してレビュー。

広東語イイジャナーイ( ゚∀゚)=3

最初はJay主演ということで、台湾映画かと思ってました(ぁ。
いかに興味がなかったが知れますなぁ…( ´,_ゝ`)
インファナル~のスタッフが作ったんだよー、ということも知らずに見だして、まずのけぞったとこ。

普通外国映画ってDVD入れた時、自然に外国語音声+日本語字幕になるのに、のっけから日本語…。
日本語音声日本語字幕って何事wwwwwwwww

いきなりショーン・ユーとエディソン・チャンが日本語で話し始めたのかと思って、思わず口の動きに注目してしまいました(ぁ。
…( ´,_ゝ`)

まぁオリジナルは広東語だったので、速攻で広東語に直して再度始めから…。

うーむ、イイジャナーイ( ゚∀゚)=3
やっぱエディ可愛いし、ショーンもなかなかいい。ひげ面にはびびったけども。
この2人がじゃれてるところって、なんだか犬ころが転げまわってるみたいな感じがして大好きです。
…多分、ベルベット・レイン(江湖)の印象が強すぎるのだと思いますが。

それにしても、見事に広東語・香港映画~って感じでした。
日本の風景に違和感を感じてしまうくらいに…。
ENE○SでバイトしているJayの姿に惚れ惚れし、車持ってないわたしは、毎日でもこの店に灯油買いに行きたいわ!とかアホなこと考えてしまいましたが。


ストーリー。
…ないも同然?w

ヒロインとの仄かな恋は後味が悪く、ぶっちゃけ、あの女いらねーし…(ぁ。
原作を1度も読んだことがなく、話の流れも全く知らないので、十分面白かったのですがね~…。

Jayが話す広東語がどれだけ上手いのかが気になるところですが~。
「死啊!!」みたいに叫んでるところがあった気がするのですが、気のせいでしょうか…。「セィァ!」って聞こえたんだけどなぁ…。


とりあえず、原作見てないながらも突っ込みたいところ。

① 服装変。
日本の設定で、実際背景も日本なのに、日本とは明らかにずれている服装センス…。せめて衣装コーディネートには日本人を起用したほうが良かったのでは?
というか、日本人スタッフも大勢関わっているのに、そこに突っ込む人間はいなかったのか?w

② なつきはどうやって帰った?
何故か「温泉饅頭」をあげる為に2人で出掛ける、一番最初の方のシーン。
見渡す限り海(か巨大な湖か?w)の桟橋のところで2人で話をしているのですが、あそこで「バイバイ!」って…。その後どーやって帰るの?!w
普通に、見てて唖然としました…。
オープニング直後のシーンから行っても、2人があんな山の中に住んでいるわけがない…。
バス乗っても1時間はかかりそうなくらいの田舎に見えたのですが…?

③ 音楽のテンポが悪い。
Jayの曲は大好きなのですが、この映画の中で使われているのは2曲。
飄移(Drifting)と一路向北(All the way north)。
ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…。
All the way northのほうは、まぁいいんだけど…。
それ以外のシーンの音楽が、映画のテンポと合っていない気がしてなりませんでした。映像は凄くスピード感を重視したカーレースのシーンでも、音楽がもたつくってどうなんだろう。
バトルシーンでDriftingくらいノリのいい曲を入れてほしかった~。
Drifting入れてくれればいいじゃん!と思ったのですが、これはラップメインで、ラップなかったらカッコ悪いしなぁ…ラップ入れると台詞聞こえないしなぁ…w
でも、車でぶっ飛ばすだけ、会話がないシーンならDriftingでいいじゃんね。
All the way northは寧ろ、エンディングに相応しい曲なのでは、と思いますが。どうだろう。

…というかですね。
普通に、Jayの曲入れたほうがいいんじゃないかと思ったw


色々引っ掛かるところは確かにあったけれども、全体としてみると、割と綺麗にまとまっている感じですが。
重ねて言うけども、なつきとのシーンはぶっちゃけいらねーよ!w
なつきが出てくる度にイライライライラ…。

ショーンはあまり重要な役どころではなかったけれども、エディはいい味出してましたね、うん。
無口なJayに比べて、笑顔が爽やかで最高にキュート。
Jayのはにかむような笑顔も捨てがたいわけですがw
Jayをぱっと見て「かっこいー」と思う日本人が多いとは思えませんが(ぁ、曲のイメージとかもあるからなぁ…そこで、普通の人の倍くらいは好意的に見ている気がしなくもないけd(ry…。


それと引っ掛かったのは、父さん、結構酷い人じゃないですか?w
酔っ払って、3年前の傷が残るくらいの怪我をさせちゃーダメでしょう…。
よく考えてみると、アル中+DVな父親、母親失踪って…案外悲惨な家庭環境では?w
酔っ払った父さんを階段から誤って落としてしまう(というかあの体制で引きずり上げるのはさぞかし辛かろう…)シーンで、思わずびびってしまいましたがw
その後、パンツまで替えてあげる優しいJay…。
でも、アンソニー・ウォン好きなんだよね~。
こんな女好きな父さんは嫌だけど、アンソニーだから許すぜー。


まぁ、原作が小説だろうがマンガだろうが、映画化した時にはどうしてもストーリーを切り貼りする必要があって、これも恐らくはそうなのだろう、とは思いましたが。
原作を全く知らなければ、そこそこ楽しめるかと…。
…いや、どうだろう。
ジェイ・チョウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、そしてチャップマン・トゥにアンソニー・ウォン、こういう名前を聞いても「誰?」って人にはあまりオススメしないかも~。
正直カーレースとかって、「アホじゃねーか、天下の公道なんだからルール守って走れやゴ━━━━(# ゜Д゜)━━━━ルァ!!」と思っているわたしとしては、レースシーンもなぁ…。
映画としては面白かったけど、レースシーンが長いからこそ、万人受けするかと問われるとクエスチョンマークがつきますね。


それにしても、こういうノリのいい映画には広東語が合いますね!
そして、香港映画独特のノリがこの映画でも健在で、香港映画割と好みなわたしには面白かったのですがー…。

吐きすぎだろーいくらなんでも、とか、一体お前は何を飲んで吐いてんだ?とか…てか、Jay…そ、そんな勢いよく吐かなくても!wとかちょっと失笑してしまうところも、流石香港(ぁ。

シリアスじゃなく、コメディな部分を楽しめるなら、割とオススメです。
服装を見て失笑し、チャップマン・トゥの相変わらずの演技にも失笑…( ´,_ゝ`) b

…チャップマン・トゥ、好きですけどね!


総評。

エディファン、ジェイファンにオススメ…。
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