忍者ブログ

barcarole

大作からB級まで、たまにミーハー、たまに毒舌な感じで感想を綴っています。
03 2025/04 1 2 3 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 05

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 04/30/03:31

ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire

ハリー・ポッターシリーズ第4作。
…肌に合わないことは、1作目でわかっているというのに、それでも見てしまう…これこそがハリー・ポッターの魔力でしょうか?w

まず大雑把な感想。

つ 「生徒殺すな」

まぁ、ほぼ毎回のように死人は出ているわけですが…。
ダメでしょー…こりゃダメでしょー…w


3年に1度の魔法大会ってのは、良い設定だと思いますが。
でも、ねー…。

それと、主人公3人組、成長しすぎ…。
当たり前なのですが。
足掛け4年? 5年? そりゃ歳も取るわいな。
ハーマイオニーの額の皺と、ロンの微妙極まりない髪型に目が釘付けでした( ´,_ゝ`) b

ストーリー。
「魔法大会に何故か選ばれたハリーが奮闘するも、敵の掌の上でくるくると踊らされ、親玉復活しましたb」

(*ノ∀`*)アイター…。

まずー…。
ロンとハリーが喧嘩をするわけですが、ロン早とちりしすぎ。人の話を聞け。
しかし、あそこまで疑われるのは、ハリーの日頃の行動に何か問題があるせいでは?と勘繰りたくなる。
実際、冷静に考えて、ハリーってそんなに良い奴じゃないし…。

彼ら2人が仲直りをするシーンで、ハーマイオニーが、「Boys ...... (男の子って…)」って言って絶句するのですが…彼女が齢14にして男の子の何を悟ったのか、聞いてみたいところです( ´,_ゝ`)


そしてシリウス。
「シリウスに相談してみたら?」→手紙書きました→「君には友がいる!」…。
それだけ?!w
助けに来ないのかよ!w
悲しくなる程にちょい役…。アァー(´д` )
あの人出てくると、もうちょい画面締まると思うんだけどね~…。


それと…ダンブルドアが酷い!w
最初は叡智を感じさせる、風格たっぷりの基本的に物静か、たまにお茶目な校長だったのに~…。
今回は何故か叫びまくり、熱すぎ、一体どこの熱血教師だ?w
風格もなけりゃ言うことに説得力もない…まぁ、えこ贔屓っぷりだけは変わらず(駄目じゃん)。


突っ込みだすとキリがないのですが…。

最大の疑問を一つ。

「ヴォルデモート復活した時に、ルシウスいたんですけど…」ってことを何故言わないのかハリー!
過去を垣間見て、皆が「例のあの人」の僕になっている人間を探し、見つけ次第厳しく処罰していることは知っている筈。
「言っても信じてもらえない」とでも思っているのなら、今回出てきた真実薬とかいう変な名前の自白薬でも飲んでみろっつーの。
普通に大問題だし。
忘れたり流したり出来るようなシーンじゃないし!w


もうね、見ていてイライライライラ…。

ハリーも初恋らしきものをしてるのかもしれないけれども煮えきらず、ロンとハーマイオニーも、ロンのほうが自覚ゼロな為にすげー中途半端。
14でいきつくとこまでいかれても困るが(ぇ、もうちょっとさー…ねぇ…?


今回の見せ場、魔法大会のシーンにしたって、ハリー以外の挑戦者の戦いが省かれすぎでは?
ハリーの戦い方って、基本的に投げやりな感じがして(ぇ、見ていて爽快さがないんだよなー。
いや、真正面から戦うことが全てでは勿論ないのですけれども。

それにしても、第2の試練の時に、「宝」を沈めるとか言って、友達沈めるのはやりすぎだろ。
本人達は危険覚悟の上だからいいかもしれないけれどもー…(よくない、決してよくはない)。
湖の中に意識ない生徒を放り出すのは、教育者として、というよりも…人としてどーなのよ?!

失格になったフラー、あの試合の後に、「妹を助けてくれてありがとう」と本気で感謝してたけど、自分失格になったら人質を責任持って運営側が助けてくれる、という確信はなかったのかな?とか普通に思ってしまった。
確信してたけどありがとう、というのなら、あんなに感動感激はしなかったんじゃないかなー、とか。
確信してないのだとしたら、一体どういう試合だよ、と突っ込みたくて仕方ない。


…それにしても、一番むかつくのは、ハリーの覇気のなさ。
「仕方ない…」という心の声が聞こえてきそうな、やる気のない顔。
それでいて、やり遂げた時の、「どーだ、俺ってすげーだろ!」とでも言うような朗らかさ。
もうね、ドラコじゃないけど、普通に苛めたくなるよ?w 苛めるってより、係わり合いになりたくないと思わせる、そんな人間が主人公で本当に良いのだろうか。

相変わらず子供に夢を与えず、というか子供にはショッキングな展開にびびりました…。
将来子供が出来たとして、見せられるのは精々最初の2作かな、と…。その後は、小学校の高学年くらいになるまでは、あんまり見せたくないねー…。
大人が楽しめる映画ではあると思うけど、決して、子供に夢を与える作品ではなくなってきている、と思います。

…それにしても、魔法学校の暴走っぷりは今に始まったことじゃないのですがー…。
いくらなんでも…こんな学校ヤバいよね…?w

スネイプの勘違いも酷いし、毎回のように悪役が先生に扮して潜り込めているのも本気でどうかと思うし、てか、やっぱ、死人出すような競技はね…。


色々突っ込みたいシーンが多すぎて、映画見終わってぐったりしました。
次回作も見てしまうんだろうけれども、せめてもうちょっと、ハリーに気概、覇気というものが生まれますように。
今回までのように、「僕は望んでないけど巻き込まれちゃったんだよ」→「でも、適当にやってたらなんとかなっちゃったのさー、僕凄い?アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ」みたいな展開を見るのは、非常に見ていて辛いものがあります。
ハーマイオニーの努力家なところとか、ロンのヘタレながらもヘタレなりに頑張っているところとか、そういうものが今作はなかったせいで、一層にハリーの性格のひねくれっぷりが…。

ε- (´ー`*) フッ
PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
新着記事
(06/26)
(06/26)
(09/27)
" "