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ブラッディ・レイン 黒白戦場
あぁ、これは面白かった…。
あれか。潜入黒社会の直後に見たせいか…?( ´,_ゝ`)
これはしっかりストーリー出来てて(突っ込みたいとこは勿論あったけど)、安心して見れました。
それにしても、インファナル・アフェア、潜入黒社会、そして今作ブラッディ・レインと、エリック・ツァンは常にマフィアのボスやってるんですけど…そういう役者なのかやっぱ?w
んでも、これのエリックが一番ナイスなボスっぽかった。
しかし、愛人役が潜入黒社会の奥さん役、スーキー・クワンで、「またかよ…かぶりすぎだよ…」とか思いましたが…。
幾らなんでもかぶりすぎだよな、色々…。
ストーリーも、設定も、そしてキャストまで!w
ま…まぁでも!
人情あるとこと非情なとこ、その二面性がすげーマフィアっぽいっちゃマフィアっぽい。
スーキーの何がそんなに良いのかはさっぱり分からんかったけど。
そして何故ショーン・ユーを孤児状態にしなければならなかったのかも…まぁあれなんですけど。「マフィアの世界の掟は厳しいのだ」という、まるで水戸黄門の印籠のような言い訳で全て許されちゃうんですけども。
やっぱこういう黒社会ものって、最後、悲劇じゃないと終わらないと思うんだよね。
悪役なわけじゃないですか。どんなにかっこよく描いたところで、やっぱ汚れてるんだよ。
なので、そこでのし上がっても、最後にあるのは決して満たされたものであってはならないわけ。
映画というか、メッセージ性として、悪は滅びるってのは陳腐極まりないけども、悪の道を歩んで、極めて、そこに至福があるなんてエンディングは納得できんもの。
せめて映画の中でくらい、因果応報ってもんを夢見たいじゃない。
でも、数ある悲劇のパターンの中で、これは陳腐だけどいいラストだと思いました。
カタルシスとまでは言わないけどもー。
「ボスになる為には厳しい掟があるんだぞ」と語るエリック。
実の子を孤児として親友に預けて育てさせ、自分は意に染まぬ結婚をして(このくだりは謎。もうちょいここはストーリーに絡めるべきだ)、何故か養子を後継 者のように育て(ここも謎。こここそもっとストーリーに絡ませてくれ…)、愛人を日陰者にして、それでも手に入れたかった夢。
スーキーと一生一緒に暮らす夢。
そしてもう一つ。
スーキーが殺されたところでの、エリックの演技は流石だと思います。くさいけど。
んで、カッコイイ。
「夢の一つは今潰えた。でも最後に残ったただ一つの夢は…」みたいな台詞が、すごく良い。
でも、そこで、「お前にはもう未来は選べない。未来は定まっている」的なことを自信満々に言うエリックに対して、ショーンが与えた答え。
そこがなんつーか、悲劇っつーかもうどん底よね~…。
でも、このラストは、自分的にはすごい良かった。この終わりで良かった…。
そこでエリック殺しちゃったら、もうドツボだもん。
しかし、リウ・カイチーも可哀想だなーと思った。
親友であるボスの息子を手塩にかけて育てて、もう見るからにすごい情かけて育て上げてさ…。ボスを守る為に愛妻殺されて、それでもただひたすらにボスに尽くして…。
挙句、手塩にかけて愛情かけて育てたショーンがあれかー…。
勿論、黒社会で生きてきた人間として(表面上は堅気のオヤジ気取ってたけどさ)、人には言えない後ろ暗いことだってしたのでしょう。
罰を受けるだけのことはしたかもしれない。
でも、その罰として、あれは酷すぎる…。
エリックにとっても、「なんでこうなんねん!!」って感じだったろうけど(ぇ。
ストーリーとして、黒幕はもう最初の段階で分かりきってしまうところが辛いとこですが(駄目じゃん)、それでも面白かった。
ショーンが意外とかっこよかったし(不思議な髪型だが…鉄拳高でのニコラスの髪型も不思議だったのだけど…。香港ではああいうのが流行なのか?w)、たとえ演技がへったくそであろうともー、日本のあーゆーのやこーゆーのよりは遥かにまともだ…( ´,_ゝ`)
へったくそまでは言わないけどね…。
香港映画って大抵、親父が濃すぎて、しかも良い味出しすぎて、若手食われまくりだと思う…。
痛いラストではあったけども、インファナル・アフェア程じゃなかった。
インファナル・アフェアは救いがなさすぎる。
流石無間道を名乗るだけはある…。
今作は黒社会をメインに据えて、警察というか(香港警察が善で描かれることは少ないがw)、善というものがほぼ出てこない。
それだけに悲劇的な終わりでも、なんか納得いくというか、そうだよなー、と思うのですが…。
インファナル・アフェアみたいに、善を尽くしても(それでもやはり警察も悪徳ぽいが…)、悲劇的なラストを迎えてしまうと、「救いはどこだ?!」と釈然としないつーか、いやある意味納得なんだけど、本当に、救いがないと思う…。
ま、あれです。
これはなかなかよかった。タイトル見た瞬間に、「おいおい、ベルベット・レインのぱくりだろ」とか思い、めっちゃB級を予想してた割にはwwwwwww
ベルベット・レインのほうは、出演が豪華ですもの…。アンディ・ラウにジャッキー・チュン、ショーン・ユー、そしてエディソン・チャン…。
それに比べて明らかに見劣りする(とは言え、脇役は凄く良い役者揃えてると思う。そしてショーンは決してB級俳優ではない!)今作、見る前にB級だー!と思い込んでたのが逆に良かったのか、すげー面白かったです…。
笑いはないけどな!
笑うなら、鉄拳高がやっぱいい…( ´,_ゝ`)
しかし、見てる最中に飽きて、「もういいよ…」となる可能性大。わたしはそうだった(ぁ。
…まぁ今回も、「人死にすぎだろー、もういいよーもういいよー、もう助けてやれよー」とは思ったけどねー…。
しかし、あれです。
「マフィアの掟は厳しいのだ!」ということをこれでもかと見せ付けてくれて…食傷気味ですが…まぁ厳しいのね…。
…こういう映画見てると、中国系の犯罪集団ってこえーなーと思います…警察舐めきってるもんな…( ´,_ゝ`)
あとあれね…。
香港人は皆カンフーの達人のような、誤った印象も受けるねwwwwwww
あれか。潜入黒社会の直後に見たせいか…?( ´,_ゝ`)
これはしっかりストーリー出来てて(突っ込みたいとこは勿論あったけど)、安心して見れました。
それにしても、インファナル・アフェア、潜入黒社会、そして今作ブラッディ・レインと、エリック・ツァンは常にマフィアのボスやってるんですけど…そういう役者なのかやっぱ?w
んでも、これのエリックが一番ナイスなボスっぽかった。
しかし、愛人役が潜入黒社会の奥さん役、スーキー・クワンで、「またかよ…かぶりすぎだよ…」とか思いましたが…。
幾らなんでもかぶりすぎだよな、色々…。
ストーリーも、設定も、そしてキャストまで!w
ま…まぁでも!
人情あるとこと非情なとこ、その二面性がすげーマフィアっぽいっちゃマフィアっぽい。
スーキーの何がそんなに良いのかはさっぱり分からんかったけど。
そして何故ショーン・ユーを孤児状態にしなければならなかったのかも…まぁあれなんですけど。「マフィアの世界の掟は厳しいのだ」という、まるで水戸黄門の印籠のような言い訳で全て許されちゃうんですけども。
やっぱこういう黒社会ものって、最後、悲劇じゃないと終わらないと思うんだよね。
悪役なわけじゃないですか。どんなにかっこよく描いたところで、やっぱ汚れてるんだよ。
なので、そこでのし上がっても、最後にあるのは決して満たされたものであってはならないわけ。
映画というか、メッセージ性として、悪は滅びるってのは陳腐極まりないけども、悪の道を歩んで、極めて、そこに至福があるなんてエンディングは納得できんもの。
せめて映画の中でくらい、因果応報ってもんを夢見たいじゃない。
でも、数ある悲劇のパターンの中で、これは陳腐だけどいいラストだと思いました。
カタルシスとまでは言わないけどもー。
「ボスになる為には厳しい掟があるんだぞ」と語るエリック。
実の子を孤児として親友に預けて育てさせ、自分は意に染まぬ結婚をして(このくだりは謎。もうちょいここはストーリーに絡めるべきだ)、何故か養子を後継 者のように育て(ここも謎。こここそもっとストーリーに絡ませてくれ…)、愛人を日陰者にして、それでも手に入れたかった夢。
スーキーと一生一緒に暮らす夢。
そしてもう一つ。
スーキーが殺されたところでの、エリックの演技は流石だと思います。くさいけど。
んで、カッコイイ。
「夢の一つは今潰えた。でも最後に残ったただ一つの夢は…」みたいな台詞が、すごく良い。
でも、そこで、「お前にはもう未来は選べない。未来は定まっている」的なことを自信満々に言うエリックに対して、ショーンが与えた答え。
そこがなんつーか、悲劇っつーかもうどん底よね~…。
でも、このラストは、自分的にはすごい良かった。この終わりで良かった…。
そこでエリック殺しちゃったら、もうドツボだもん。
しかし、リウ・カイチーも可哀想だなーと思った。
親友であるボスの息子を手塩にかけて育てて、もう見るからにすごい情かけて育て上げてさ…。ボスを守る為に愛妻殺されて、それでもただひたすらにボスに尽くして…。
挙句、手塩にかけて愛情かけて育てたショーンがあれかー…。
勿論、黒社会で生きてきた人間として(表面上は堅気のオヤジ気取ってたけどさ)、人には言えない後ろ暗いことだってしたのでしょう。
罰を受けるだけのことはしたかもしれない。
でも、その罰として、あれは酷すぎる…。
エリックにとっても、「なんでこうなんねん!!」って感じだったろうけど(ぇ。
ストーリーとして、黒幕はもう最初の段階で分かりきってしまうところが辛いとこですが(駄目じゃん)、それでも面白かった。
ショーンが意外とかっこよかったし(不思議な髪型だが…鉄拳高でのニコラスの髪型も不思議だったのだけど…。香港ではああいうのが流行なのか?w)、たとえ演技がへったくそであろうともー、日本のあーゆーのやこーゆーのよりは遥かにまともだ…( ´,_ゝ`)
へったくそまでは言わないけどね…。
香港映画って大抵、親父が濃すぎて、しかも良い味出しすぎて、若手食われまくりだと思う…。
痛いラストではあったけども、インファナル・アフェア程じゃなかった。
インファナル・アフェアは救いがなさすぎる。
流石無間道を名乗るだけはある…。
今作は黒社会をメインに据えて、警察というか(香港警察が善で描かれることは少ないがw)、善というものがほぼ出てこない。
それだけに悲劇的な終わりでも、なんか納得いくというか、そうだよなー、と思うのですが…。
インファナル・アフェアみたいに、善を尽くしても(それでもやはり警察も悪徳ぽいが…)、悲劇的なラストを迎えてしまうと、「救いはどこだ?!」と釈然としないつーか、いやある意味納得なんだけど、本当に、救いがないと思う…。
ま、あれです。
これはなかなかよかった。タイトル見た瞬間に、「おいおい、ベルベット・レインのぱくりだろ」とか思い、めっちゃB級を予想してた割にはwwwwwww
ベルベット・レインのほうは、出演が豪華ですもの…。アンディ・ラウにジャッキー・チュン、ショーン・ユー、そしてエディソン・チャン…。
それに比べて明らかに見劣りする(とは言え、脇役は凄く良い役者揃えてると思う。そしてショーンは決してB級俳優ではない!)今作、見る前にB級だー!と思い込んでたのが逆に良かったのか、すげー面白かったです…。
笑いはないけどな!
笑うなら、鉄拳高がやっぱいい…( ´,_ゝ`)
しかし、見てる最中に飽きて、「もういいよ…」となる可能性大。わたしはそうだった(ぁ。
…まぁ今回も、「人死にすぎだろー、もういいよーもういいよー、もう助けてやれよー」とは思ったけどねー…。
しかし、あれです。
「マフィアの掟は厳しいのだ!」ということをこれでもかと見せ付けてくれて…食傷気味ですが…まぁ厳しいのね…。
…こういう映画見てると、中国系の犯罪集団ってこえーなーと思います…警察舐めきってるもんな…( ´,_ゝ`)
あとあれね…。
香港人は皆カンフーの達人のような、誤った印象も受けるねwwwwwww
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