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barcarole

大作からB級まで、たまにミーハー、たまに毒舌な感じで感想を綴っています。
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  • 04/30/06:58

ベルベット・レイン 江湖

 うーむ…。
酔った!( ´,_ゝ`) b

そして…。

アンディ、長髪は嫌…orz

まず、のっけからアンディの長髪にやられました…。
く、苦しい…やっぱ短髪がいいです。爽やかなアンディでいてください。ていうか、その歳で長髪は苦しいです。というか、顔に長髪が似合いません。
…文句つけまくりですが、アンディが好きだからこそ…好きだからこそ、納得いかねーんだよぉおおおおおお!!

そして、これが邦題につながっているのでしょーか。いるんだろーな。
ベルベット生地のスーツ…。
香港なんて大して寒くもないのに(ぁ、結構皆冬服好きだよね…。
それはいいんだけど、ベルベット素材のスーツは…いくらなんでも暑いだろう。というか、太って見えます、その光沢が!!
やめて…(*ノ∀`*)アイター

そしてジャッキー・チュン。
やさぐれっぷりが素敵ですが(どうせならトニーにやってほしかった、他の配役がこれなら…。いやあの役はトニーじゃ無理か…)、あのド派手すぎるファッションは…どうなの?w


…あぁでも!w
この映画でアンディに惚れ直した一瞬(ぁ。
すげーリンゴの皮上手に剥くんだよwwwwwwwwww
しかもね…見てる間中気になってた。
…普通と剥き方逆なんだ…。
普通左手でリンゴ持って、包丁の刃は左手側に向けるでしょ…?
それを逆に持ってるんだよね…。
中国人仕様? それとも香港仕様? 或いはアンディの癖?w
謎ではあるが、すげー薄い皮がくるくるくるくる…おぉなんと器用な…。


 あーでも、最初は綺麗に騙されてましたー。
やられたよー。

流石に、若者2人の方で、ターボがリンチされるシーン見て、「あーーーーこれかーーーー!!」と思ったけども。
あの若者の無鉄砲さはいいね。
しかし、アンディとジャッキーの張り詰めた演技と比較して、彼らの演技は…若々しくて躍動感はあるのだけども、重みが全然違う。やっぱこれは同じ舞台じゃ無理だわー、と心底思う。
悪くなかったんだけどね、エディもショーンも。
でも、ベテラン2人の緊迫感は彼らには重すぎかなーと思う。あの域に達するには、やっぱ時間と経験が必要よね~。…これは、邦画、特に時代劇見てるといつも思うことですけども。
ま、かつて、津川雅彦だったか江守徹だったかと、ジャニーズかなんかのアイドルが共演しているのを見た時ほどは、痛くはありませんでしたが…。
まぁ正直に言って、若手2人のシーンとベテラン2人のシーンじゃ、同じ時間でも密度違いすぎ。アンディとジャッキー出てくると、それだけでシーンが引き締まるもんねー。

でも…。
でも、その肝心のアンディとジャッキーのシーンでね…。

酔った…(*´;ェ;`*) うぅ…。
何にって、画面酔いですよwwwwwwwwwww

どういう演出か分からんが(本当に心底分からん。あれはどういう効果を狙っているのですか!w)、2人の一番緊迫感溢れる場面で、何故かテーブルがぐらぐら揺れている…揺れている…揺れまくっている!!!w

押したり引いたり右に回ってみたり左に回ってみたり…。

ラブホテルの回転ベッドじゃあるまいしー(体験したことありませんが)、そんなに揺れんでもえぇやろ…。
しかし、2人の演技は至って真剣。というか、めっちゃ緊迫した会話続いてるし。
んで、画面から目を離せない。
目の表情とかすげー見たくて、でも画面揺れてて…。

結果、酔った( ´,_ゝ`) b

ううううううう、まじで具合悪いぜ…。

で、でも、面白かったよ…!w
これは本当にw

若手2人のシーンの見所は、やっぱあれっしょ。ターボがリンチされるシーン。
しかし…。
途中で、「お前の彼女が来たぜ、やって見せろよ」とか言うシーンがあるのですがー。
い、犬…。
犬とやれってか…獣姦ですか…。
ぅげえええええええ…。
しかも、「脱がせてやれ!」「自分で脱ぐよ」…。
ちょ、おまwwwwwwwwwww

思わず心の底から、でもこっそりと呟いた。

「頼むからそれだけは見せないで…」

良かった、そのシーンがそれ以上続かなくて…。髣髴とさせるシーンもなくてよかった…。というか未遂で終わって本当に良かった…。
あれ以上いってたら、流石にエログロ平気なわたしもやばかったかもしんない(ぁ。

今回の映画では、まー役回りのせいもあってか、エディはいいとこなかったなー。悪くはないんだけどね、役者としては。でも、美味しいとこは悉くショーンが綺麗に掻っ攫っていったからなー。
うーむ、そこはちょぴっと残念です。


それにしてもー。
潜入黒社会では、「人妻を寝取るのは男の恥だ。だからお前がやれ」といって、ボスの女と無理矢理やらせようとするシーンがあったのですがー。
あれっすか。このえげつない脅しは、香港映画では定番なんでしょーか。
それだけは止めて欲しい…普通に具合悪くなるし…。

なんつーか、あれやね。
男がかっこいいのは良いけども、どんどんかっこいいとこ見せてほしいけども、女蔑視しすぎな映画は見てて胸糞悪くなってくる。
いや、香港映画、結構女の人も芯が1本通ってて、いいなーってことも多いんだけど。
でも、どうしても、完璧な男社会である黒社会を描く中で、女ってどこまでも哀しい存在として描かれることが多い気がします。それはいい。でも、女を蔑視するような描き方はしないでほしい。というか、してもいいけど、そういうのは見たくないやね。むかつくし。

ま、今回もやっぱ、女は哀しい存在でしたが。
でも、こういうのって、哀れ、無情、そして黒社会の厳しさを描く上で、欠くことの出来ない要素なんだろうなー。


それにしてもあれだ。
エリック・ツォンのボスっぷりも堂に入ってて結構好きなんですけどもー。
今回のアンディの自論は流石にかっこよかった。彼が悪役(というか悪人)を演じるなら、やっぱこういう演出がいいやね~。
熱血漢なボスというんじゃなく、情に脆いんでもなく、計算されて賢い、そういう役がいい。
まー、インファナル・アフェアのラウには及びませんが!(ぁ

あぁ、そうだ…。
今回観てて、「おい!!!」と思ったアンディの長髪ですがー…。
髪型だけ見て吹き出しかけたのは、エリック・ツォン…。
あれどーなのあれどーなの、どーなの!!!!wwwwwwwww
「…コントじゃないよね?!」と突っ込みたくなるあの髪型。
ちょっといっちゃってるなんてもんじゃぁない。
あれはネタだろ…何でそこで一人でコメディなんだよ!と突っ込みたくて仕方なかった。
いややっぱアンディの長髪も見てて厳しいものがあったけどな…。
でもエリック…。
……。
…orz


……。
ここまで全ての映画のレビューで散々ネタバレしといて何ですが(しかし観ていない人には意味不明)、この映画さ…。
もう完璧にここでネタバレしちゃうけどさ…。







…いくらなんでも、ショーン→アンディは許すとしても(しかし無理がある。これならまだ、エディ→アンディのほうがましだ)…。






…エディ→ジャッキーはないでしょwwwwwwwwww

エディの顔が大好きなわたしとしては、そこだけは非常に文句を言いたい…。
いや、ジャッキーは良い役者だと思うよ。
ちんぴらっぽいおっさんやらせたら一流さー(ぁ。
でもさ、エディ→ジャッキーはないだろ…?!
似てる奴使えとまでは言わないけども!
インファナル・アフェアと違って、1本の中で時間軸がずれてるんだから、まだ許せなくもないんだけども!(何しろインファナル・アフェアのほうは、1で若い時代が短すぎてふつーに混乱した。2のほうでは、どっちがどっちか慣れるまでに時間かかった)
でも、この配役は…。
……orz

色々と…あれこれと…言いたいことはあるけども、映画としては悪くないと思います。
まとめ方がもうちょいすんなりいってれば、そしてもうちょい終わりのとこを一ひねりくらいしてくれれば(ストーリー的には十分なのだが、不満は残る)、これも名作になっただろうになぁ…。

最後、あの若い時代の2人の関係がいつか捩れて歪んでしまったものを、解きほぐして元に戻す、あそこのシーンは素敵だったし。
そして最後の最後で、信じ合えたってことはすごくいい。
例え2人の終着点が、惨めな死であったとしても。
寧ろ、終着点が、大雨の中の無残な死だからこそ、そこにいるのは女じゃなく、家族じゃなく、お互いなんだよ、ってのはいいねー。

なんつーか、女の思い描く男同士のアツイ(クソアツイ)友情の形って、こういうんじゃねーのかしら!w
まぁ見てる最中、場違いにも、「青春アミーゴ」思い出してしまいましたが…(ぁ。

orz

なんか色々、自分の見方が終わってる気がしなくもないですが…!w

面白かったよ( ゚∀゚)=3


この映画の素敵ポイント。
①アンディの器用なリンゴの皮剥き。あれは見惚れた(ぁ。…というか、剥き方逆なのが気になって気になって、凝視してしまった。
②ジャッキーとアンディのありえない強さ。…雑魚がなんつーの、でっけー包丁みたいなやつもって襲ってきてるのを(数十人単位だぜー)、マフラーと傘でぶちのめす2人に乾杯。
③そして、大雨に濡れそぼつアンディの横顔の美しさ…萌えます(ぇ。

…あ、アンディだけで埋まってしまった。

や、ショーンも良かったよ。エディのほうが好きだ好きだと(顔は)ずっと思っていたけども、意外と良かった。
でもやっぱー。
あの中年…もとい、ベテラン2人の存在感を考えるとなー…。

良い意味でも悪い意味でも、あのベテラン2人が出てくると、それはもう、「アンディの映画」であり、「ジャッキーの映画」なのです。
正直、若手2人も見所あるのだろうし、顔もいいし(まだ言ってる)、これからに期待はしてるんですけども!
刺身のツマですよ…。

トニーの憂いのある顔も素敵でしたが、アンディのあの目が笑ってない笑顔が素敵すぎてくらくらしますわ、全く。
この映画ではなかったけども(というかストーリー上ありえないけども)、エディやショーンがアンディと同じシーンに出てたとしたら…。
食われちゃっただろーなー、そりゃもー完膚なきまでに。


…まーあれだ。
やっぱり、インファナル・アフェアは、香港映画の金字塔なのだなぁと思います。
あれを越える映画はそうそう作れないでしょー。
色々アラはある気がするし、「おいおい」と思うとこもあったけど。
でも、映画がぴしっと締まっていて、無駄がない。緊迫感と焦燥感に溢れて、「あぁぁぁぁ…」となっちゃう、そういう映画はやっぱ名作なのだと思いますよ。
…あれ1本見ただけならきっとそれほどでもなかったのだろうけど、こうやって似たような映画見る度に、「うーむ、あれは越えられないよなー」としみじみ思うw

やっぱあれっすよ。
インファナル・アフェア見ることをお勧めしますね!w
これもよかったけどね~。
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